夏バテ予防にもおすすめ、「おかわかめ(雲南百薬)」の簡単薬膳レシピ
最近気に入っている夏の野菜のひとつ「おかわかめ」
ハート型の肉厚の葉がパック詰めされて
スーパーなどに並んでいるのをよく見かけるようになりました
おかわかめ、試してみたことはありますか?
「わかめ」という名前が付いていますが、海藻ではありません~
加熱した時のネバネバ感や、コリコリとした食感がわかめに似ているために
この名前が付けられたそうで、土の上で成長する野菜です
この「おかわかめ」は、別名「雲南百薬」とも呼ばれ
栄養豊富な夏野菜のひとつ^^
(「百薬」という名前を見るだけでも何となく身体に良さそうな気がしますね笑)
「長寿の薬草」として、中国から日本に入ってきたそうです
おかわかめは、さっぱりとした料理にもよく合うので
食欲が落ちがちな暑い暑ーい夏にもおすすめです
おかわかめ(雲南百薬)の栄養とは?
おかわかめには、
豊富に含まれています
また、茹でて刻んだ時に出てくる粘り気は
胃腸の粘膜を保護してくれると言われています
夏バテなどで胃腸が疲れている時などにもおすすめです~
ちなみに...
おかわかめは「ツルムラサキ科アカザカズラ属」
つまり、つるむらさきの仲間です~
↓ 「つるむらさき」についてはこちらの記事をご覧くださいね^^
こちらも真夏におすすめの野菜です
おかわかめの食べ方(茹で方)のポイント
おかわかめはクセの少ない野菜なので
サラダ・スープ・和え物などに幅広く使うことができます
ただひとつだけ...
美味しく食べるためには、茹で方にポイントがあります
「沸騰したお湯で10秒程度、さっと茹でる」
これがとても大切です~
葉が肉厚なので、長く茹でてしまいがちなので
すぐに火が通り柔らかくなります
逆に茹ですぎると、食感もなくなりドロドロになり
ビタミンやミネラルもお湯に流れ出してしまうので
ご注意くださいね^^
おかわかめを使った、胃腸をいたわる薬膳レシピ(作り置き)
この時期に我が家でよく作る、
おかわかめを使った作り置きレシピ(常備菜)をご紹介します
薬膳では「脾(消化器系)」のはたらきを整えるとされる
「長芋」「ゆかり」
を組み合わせて、夏バテで食欲が落ちている時でも
食べやすいレシピにしました~
ゆかりの代わりに、梅干しを叩いて混ぜるのも
よく合います^^
常備菜として、少しずつ食べるのがおすすめです~
<材料>
・おかわかめ 1パック(葉20枚位)
・長芋 5センチ
・酢・醤油(ポン酢でもOK)各小さじ1~1.5
・ゆかり ひとつまみ
<作り方>
1.おかわかめは熱湯で10秒程度、さっと茹でる。ざるにあげて冷めたら水気を絞り、一口サイズに切る。
2.長芋はいちょう切りにして、酢少々(分量外)を振りかけてしばらくおく(色が茶色くなるのを防ぐため)。
3.ボウルに、1のおかわかめと2の長芋を入れて、酢・醤油・ゆかりを加えてあえる。
ちなみに...
写真の奥に写っているのは、離乳食完了期(1才過ぎ)のムスコ用の
「おかわかめのスープ」です
(写真が暗くてよく見えないですが…トロトロの緑色スープです)
おかわかめの粘り気のおかげで自然なトロミが付くので
子どもにも食べやすく、ムスコも気に入っています♡
(「作り方1」の工程でさっと茹でたおかわかめを
みじん切りにして、昆布出汁のスープに加えています)
身体にも口にも嬉しい「おかわかめ」
家族みんなで美味しく食べて、この夏も元気に過ごしましょう♪