養生ごはんと暦暮らし手帖

『薬膳×おばあちゃんの知恵=養生ごはん』 先人の知恵をヒントに心地よい暮らし♪

夏の常備菜に、旬の青菜「つるむらさき」を使った簡単薬膳レシピ

青菜は、昔から

「血液をきれいにする」「血液をつくるのに大切」

と言われています

 

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美と健康に意識の高い女性の方であれば

毎日食べてます!という方も多いと思います^^

 

では「青菜」と聞いて、

具体的にどんな野菜をイメージしますか?

 

(おそらく小松菜やほうれん草を挙げる方が

多いのでは...?)

 

季節に関係なく、一年中スーパーに並んでいますが、

小松菜やほうれん草などの旬は「冬」

(寒くなると、甘くて美味しくなりますね^^

「チヂミほうれん草」などの葉がクシャっとなったものも

出回り、甘くてとても美味です)

 

一口に「青菜」と言っても、いろいろな種類があります

その季節に合ったものを選びたいですね♪

夏の青菜「つるむらさき」は美腸にもおすすめ

では夏の青菜と言えば...

 

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つるむらさき

数年前から気に入ってよく食べています

 

さっと茹でて刻むとネバネバとした粘りが出てきます

最近は、スーパーなどでもよく見かけるようになりました

 

薬膳の考え方では…

・身体の熱を取る

・腸を潤す

・解毒作用などが期待できると言われています

 

夏の常備菜つるむらさきと若芽のお浸し」

我が家では、つるむらさきはお浸しにして

食べることが多いです

 

今回は、食物繊維が豊富で腸内のお掃除にもぴったりの

「若芽」

と組み合わせてみました

 

暑い夏には、火を使う時間は最小限にしたいですね

すぐに完成するので、真夏にもぴったりのレシピです^^

 

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<材料>

つるむらさき 1袋(180g位)

・若芽(乾燥)3~4g

・出汁 80㏄

・しょうゆ 大さじ1

 (あれば白しょうゆを使うと、色がきれいに仕上がる)

かつおぶし 適量

 

<作り方>

1.つるむらさきは、茎の部分から熱湯で30秒~1分位さっと茹でる
ザルにあげて粗熱を取り、幅2cm位に切る

2.わかめ(乾燥)は水で戻し、水気を絞り、1cm角に切る。

3.ボウルにつるむらさき・若芽・出汁・しょうゆを入れて、

全体をさっと混ぜる

4.冷蔵庫に入れて30分以上置いて味をなじませる
食べる時に、かつおぶしを盛る

 

つるむらさきの調理のポイント

つるむらさきの茎は太いですが、

熱湯に入れて10~30秒もすると火が通ります

 

加熱しすぎると食感が悪くなってしまうので

サッと茹でるようにしてください

 

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 話は変わりますが…

先週末は瀬戸市を散策してきました

 

写真は、山の食堂でいただいたランチ^^

(手前はほうば寿司です)

 

(奥にある)よもぎ蕎麦の上にも

つるむらさきのお浸しが乗っていて、

とても美味でした

 

つるむらさきをお蕎麦と一緒に食べるのも

いいですね^^