養生ごはんと暦暮らし手帖

『薬膳×おばあちゃんの知恵=養生ごはん』 先人の知恵をヒントに心地よい暮らし♪

子どものあせも対策にも植物の力を、「へびいちご」「つゆ草」の民間療法(おてあて)

子どものあせも対策、どうしていますか?

梅雨~夏にかけて、気温も湿度も高い時節になると
心配になるのが、子どものあせも
 
もともと体温が高い上に
暑くても思いっ切り遊びたい子どもたちは
とても汗っかきです…...
 
皆さん、あせも対策はどうしていますか?
 
・こまめに衣服を取り換える
・「プール」や「沐浴」など水の遊びを取り入れる
ベビーパウダーをはたく
・保湿ケアをする
・エアコンを効果的に使う
 
などなど...
すでにいろいろな対策をされていることと思います

あせも対策にも、おばあちゃんの知恵&植物の力を借りよう

ちなみに
我が家では身近な植物を使ってあせものケアをしています
 

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↑ 最近は
日の出(朝5時ごろ)とともに起きて
日の入り(夜7時ごろ)とともに眠り
昼間は汗だくで遊んでいるムスコ
 
(健康的と言えば健康的ですが…
大人は夜7時には寝られないので
朝が少しツライ笑…みんなで早く寝ようっ^^)
 
自然のリズムで生きている子どもには
植物などを使った自然なケアが
合っているなぁと感じてます
 
食べるものはもちろん、
身に付けるものも
出来るだけ自然なものにしたい
最近特にそう思うようになりました
 

へびいちごの焼酎漬け(へびいちごチンキ、へびいちごエキス)

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へびいちごは、
昔から消炎作用があるとされるとされ
お肌のケアなどによく使われてきました
 
上の写真のように、
小さい瓶にへびいちごとホワイトリカー(焼酎)を入れて
数カ月漬けて、茶色になりエキスが出ればOK
漬けた後の実は取り除き、
スプレーなどに入れてシュッと吹きかけます
 
「養生ごはんと暦暮らし教室~春の会~」でもご紹介しましたが、
あせも対策だけでなく虫さされの痒み止めにも使えます◎
 

つゆ草のお風呂(つゆ草湯)

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「皮膚の炎症を抑える」「汗の出を抑える」として
昔から親しまれてきたつゆ草
湿り気のあるところに生息し、花は紫色です
 
花の付いたまま摘み取り、
我が家はそのまま湯船に浮かべて、入浴しています
(息子が好きなので...つゆ草をぶんぶん振り回しています
あれ、つゆ草がお湯に浸かっていないけど??笑)
 

身近な植物の力を借りて、もっと健やかに暮らそう

薬草・野草文化の盛んな富山出身の両親のもとで育ち、

もともと植物好きな私...

 

20代の若かりし頃には、

インドのアーユルヴェーダ薬草園でレクチャーを受けたり、
大学の薬草園でボランティアをしながら
学びを深めたりもしていました^^
 

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最近は、子どもと一緒に散歩をしながら
街なかの身近なところにも
役立つ植物は、実はたくさんあるなぁとよく発見!
しています
 
ほんの少し覚えておくだけで、とても助けられる♡
 
植物の力を借りて、もっともっと健やかに暮らしたいですね^^
教室などでもまたご紹介します〜